2014-06-23
買取ドットコムがTBSテレビにて日曜日のゴールデンタイムのレギュラー番組
さんまのスーパーからくりTVに出演依頼があり、
家財鑑定人として出演させて頂きました。今回はお笑い芸人の
鈴木Q太郎Q太郎さん(ハイキングウォーキング)ご夫婦の資産鑑定として、査定させて頂きました。
なんでもお二人の自宅とは別にないしょで奥様が家を建てられたということで、
二軒にわたり資産鑑定をしました
今回もいろいろなお品物を査定させて頂きまして、やはりテレビに放映されたように、
あまりQ太郎さんの私物はお値段が・・・。
逆に奥様はセンスがいいお品物ばかりで、高価格の査定品ばかり続出しました。
Q太郎さんはきっと物ではなくて事を大事にし、
お金は芸の肥やしとして使っているのでしょう。
今回このページをご覧の方にも覚えて頂きたいのが、この『造作』です。
そもそも家具などは既製品ではなく、家に併せて作ることが基本とされてきました。
昨今のデザイナーズ家具の巨匠と謳われている方も、既製品ではなく、
建物に足してデザインしたものを、家具メーカーが既製品として、販売し世に出回っているのです。
様々な人に触れられる既製品は羨望のアイテムとしてブランディングが成功すれば、
人気が長く持続し、価値が大きく損なうことはありません。(但し、家具は日常使用するものですので、
状態が非常に重要にはなってきます)逆に、デザイナーがわからない、
その家に併せて作られた家具は、人々に触れられることがない事によって、
人気が上がることもなく、またサイズなどもその家に併せて作るので、他の家に合わなかった有し、
中古市場としての価値がほとんどなくなってしまいます。これは高級ブランドなどにも言えることであり、
いくら超高級ブランドであっても、人々が知られない、
特に個人宅などに合わせた家具なども同様の意味を持ちます。
従って、この既製品と造作品とでは大いに査定額に開きがでてしまう場合があります。
(上記の通り、すでに既製品になっている名の通った巨匠と呼ばれるデザイナーの
オリジナル品などは博物館級にはなりますが)
一度ご自身の家具も確認されてみてください。